基本手当が「何日分」出るのか。所定給付日数は離職理由・算定基礎期間・年齢で決まる、社労士試験の最重要表です。
今日は表を覚える回。
逃げたくなるでしょうけれど、配点効率が抜群なの。
うぅ…表、いちばん苦手なやつだ…
構造を掴めば怖くないわ。所定給付日数を決める軸は、離職理由・算定基礎期間・年齢の三つ。
でもね、一般の離職者――自己都合や定年の人――には年齢の軸がないの。
年齢に関係なく、算定基礎期間だけで決まるということですか。
そう。
10年未満なら90日、10年以上20年未満なら120日、20年以上なら150日。
「90・120・150」、10年ごとに30日ずつ増えるリズムで覚えなさい。
わぁ、90・120・150…ほんとだ、階段みたい。
えへへ、これなら覚えられそう。
一方、倒産や解雇の人――特定受給資格者と一部の特定理由離職者ね――は年齢の軸が加わって、最大330日まで伸びる。
最長になるのは45歳以上60歳未満で算定基礎期間20年以上の人よ。
45歳以上60歳未満…60歳以上ではないんですね。
意外です。
そう、60歳以上65歳未満は最大240日。
再就職がいちばん厳しいのは、住宅ローンや教育費を抱えた40代後半から50代という考え方なの。
…子どもの学費がいちばんかかる頃、だもんね。
数字の裏に、暮らしがあるんだなぁ。
三つ目が就職困難者。
障害のある方などね。
算定基礎期間1年未満なら一律150日、1年以上なら45歳未満が300日、45歳以上65歳未満が360日よ。
マジで!? 360日が最大なんだ! 特定受給資格者の330日より多いじゃん?
そこが引っかけ。
「所定給付日数の最高は330日」と書かれていたら誤り。
就職困難者の360日が最高よ。
「一般=90/120/150」「特定受給資格者の最高=330日」「就職困難者=150/300/360」。
この3行が骨格ですね。
確認クイズ
基本手当の所定給付日数に関する記述として、正しいものはどれか。
- 一般の受給資格者(自己都合退職者等)の所定給付日数は、年齢と算定基礎期間の組合せで決定される
- 特定受給資格者の所定給付日数の最高は330日であり、これが基本手当の所定給付日数の最高日数である
- 就職困難者である受給資格者の所定給付日数は、算定基礎期間が1年未満の場合、年齢を問わず150日である
- 一般の受給資格者で算定基礎期間が20年以上の者の所定給付日数は、180日である
こたえを見る
正解: 3. 就職困難者である受給資格者の所定給付日数は、算定基礎期間が1年未満の場合、年齢を問わず150日である
正解は選択肢3。就職困難者は算定基礎期間1年未満なら年齢を問わず150日。選択肢1は誤りで、一般の受給資格者は年齢を問わず算定基礎期間のみで決まる。選択肢2も誤りで、最高は就職困難者の360日。選択肢4も誤りで、20年以上は150日である。